ME/CFSにたどりついた患者さんが、早めに知っておいた方がよいこと。 医療機関ごとに特徴がある ME/CFSは解明がまだすすんでいない疾患なので、どの病院でもまったく同じ診療を行う、ということは、あんまり無い。 診断は…
急性期向けメッセージ①
数年前までの患者さんは、MECFSにたどりつく前に、多くの医療機関を受診し、発症から数年経過後にようやくMECFSにたどりつくことが多かった。 そのためご自身がMECFSで発信している方の多くは、すでに慢性状態で、MEC…
EAT治療で効果が出やすい症状
背景 1. EAT治療の概要(歴史、手技、考えられるメカニズムなど)は、慢性上咽頭炎ページ(病巣疾患研究会のサイト)に書かれている。 2. EAT治療がどのような患者さん・どのような症状に特に効きやすいかは、実は従前、人…
コロナ後遺症と筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)
(作成日:2020年8月31日) コロナ後遺症(long COVID)として筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)を発症する可能性について、今年5月の啓発デーのときにnoteを書いた。ME/CFSは以前からウイル…
未解明の全身疾患の研究とConnecting the dots
(作成日:2020年8月2日/編集済) connecting the dotsと言えばスティーブジョブズのスタンフォードでのスピーチが有名で、今取り組んでいることが将来なんらかの形でつながって活かせると信じて今を生きろ、…
疾患啓発・イノベーター理論・超えるべき壁
(作成日:2020年6月17日/編集済) 認知度がきわめて低い疾患や、いろいろ誤解されてる疾患にとって、当面の目標は、各地域の基幹病院で診療が行われるようになったり、検査法・治療法の検討・確立であったり、医学部教育に追加…
新型コロナウイルスも困るが、ウイルス感染症後の筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)も困る
(作成日:2020年5月12日/編集済) 新型コロナウイルス感染拡大が社会に大きな影響を与えているが、過去、ウイルス感染の症状がおさまった後、全員がすっきり元通りになったわけではない。 ウイルス感染の症状がおさまった後、…
疾患啓発6年目を迎えて(知見蓄積の必要性)
(作成日:2020年5月8日/編集済) 2015年から疾患啓発活動を始め、今年で6年目になる。発症して13年目だが、当初は診断が誤ってたし、そのあと何度か診断が上塗りされ、2013年から2015年頃にようやくどういう病気…
慢性疲労症候群の正体(私の場合)
(投稿日:2015年8月16日/編集済) 一般的に慢性疲労症候群の正体はわかっていない。検査でなかなか異常が検出できないことは、治療・療養のヒントがないだけでなく、医療者や周りの人から心ない言葉を浴びせられることが多く、…
精神疾患とME/CFSの違いや誤診された時の問題点
(投稿日:2015年5月5日/編集済) ME/CFSは、ほとんどの病院で診断を受けることが難しく、また精神疾患(うつ病、仮面うつ病、身体表現性障害、不安障害、抑うつ状態)と誤診されることの多い疾患です。 この病気を知らな…